L3 - ファイバーレーザー
全ての生産要求のためのモジュール式オートメーション
L3は異なる生産ニーズに合わせて様々な方法でセットアップできます。機械構成は搬入、搬出方法における多様な要求に応じて決められます。
L3は、CPパレットチェンジャーを標準構成として備えています。オプションのCPSパレットチェンジャーでは、パレット交換がなされる間、加工済みシートのあるテーブルが常に加工前のブランク材を載せたテーブルの下を移動するので、無人操作が可能となります。
更に、ADB、ADLおよびADLLといった自動搬入接続を使用して、作業待機時間内にパレット上から素材を自動的に搬出することができます。ADLおよびADLLでは素材の搬入だけでなく切断後の素材の搬出も自動化できるため、通常はオペレーターが行う中間処理作業を排除します。また、 コンパクトまたは拡張パックタワー(MBT、MV)と統合することもできます。
オートメーションには、様々な材料保管位置とレイアウトソリューションを提供するモジュール式MTW倉庫、または素材の無人の搬入、搬出、保管のためのコンパクトなLTWCおよびLTWSシングルタワーも含まれます。
MCUは、製品の自動での搬出、仕分け、集積のためのソリューションです。2つの回転マニピュレーターが装備されており、各マニピュレーターには個別または同時に機能する独立した吸着カップが取り付けられています。ユニークなこのオプションは機械制御およびソフトウェアと完全に統合されているため、最大限の柔軟性が得られます。最大130kgの部品のハンドリングが可能です。
絶え間ない改良
L3レーザーは、絶え間なく変化する製造トレンドの要求に進化して応えるため、また4.0工場の自動操作装置と簡単に統合するために設計されています。
統合された通信とジャストインタイム生産
サルバニーニ独自のソフトウェアのおかげで、L3レーザーはお客様のERPと情報を交換したり、他のシステムと通信することができます。例えば、発注リストから機械プログラムと生産リストの両方を作成し、フローを最適化し、生産バランスを調整して、進捗状況と生産に関する情報を自動的に送り返します。FMCセルでは、レーザーが下流のベンディングシステムと統合されているため、統合ソフトウェアによりシステム間の生産フローを最適化して生産性を高め、無駄な消費と待機時間を削減できます。

